なので、まず、

好きな人、親しくなりたい人を思い浮かべた時、

あなたはその好きな人に対して、

または、まだ出会っていない人も、出会う人に対して（目の前に理想の人を思い浮かべて）、

心配や不安が湧いてくるならば、

気を回し過ぎていることに気づいて、

気を回すのは、やめようって思うようにしてください。



逆に、気配りや気遣いは心が温かくなります。

気を回したようなものでも心配や不安がなければ、それは、楽しくて笑えたり励ましたりができる気配りや気遣いです。

気を回してしまうことや、心配や不安が絶対にいけないというわけではありません。

ついつい心配してしまうことなど、性格によって、状況によって、あるでしょう。

しかし、←声を大にしているつもり 

共通して、

心配や不安があるならば、変な動きを、もしくは動けないということを（動けなくなるというのも変な動きです。）してしまうことが、誰にでもあります。

あなたにも、あなたの思うあの人も、理想と思える人にも。



90%の不安に、10%の安心ですと、ほぼ変な動き余計な動きをしますが、

不安と安心が半々だったら、

または不安が少しで、ほぼ安心しているという状態ならと、

それぞれ動きも違ってきます。もちろん計算できるものではないし、ものすごく落ち込むほどの大失敗や恥ずかしい動きだった！となってもいろいろ、本当にいろいろありますから、たとえ余計な動きをしてしまったとしても気にしないで、次から頑張れば良いと思ってほしいのと、

何よりも、

余計な動きをしては、距離が縮まらないので、

距離を縮めるためには余計なことをしませんようにということです。




4月新月のメッセージにありますように、自分にとって苦手な人、離れてほしいと思う人への余計な気遣いによっては、離れることができない、また会ってしまった、なんてありますのに、

この人と親しくなりたいと思う人には、余計な気遣いで離れてしまう、距離が縮まらない。

余計な気遣いは、苦手な人にするのと好きな人にするのと、もちろんこれも状況により、人柄により、内容は違うはずです、ある人には好きでプレゼントしたり、ある人にはキツく当たられるのがイヤだからと愛想笑いだけはしておく、などといろいろです。

余計な気遣いの、根本にあるものが、「心配や不安」なのです。

好きな人に嫌われたらどうしよう、とか、

あの人は私をどう思っているの、とか、

結婚できるのか、とか。

苦手な人にもそう、いつまでこの人はこうなんだろうと苛立つとしても、苦手な人の前で落ち着かない自分が、つまりは不安定になってしまう自分、不安で心配で仕方なくなるんです。


その不安や心配を払拭したくて変な動きをしてしまうのです。

ひどいと、

好きな人が私に振り向いてくれたら、心配や不安がなくなるのに、ってなります。


（あの苦手な人がいなくなれば、私は楽になるのに、というのと同じです。

いても、そばで顔姿が見えても、自分しだいで気にならなくなるのが4月新月メッセージでお伝えしました。）


彼からもっとメールくれたら、LINEを開いてくれたら、心配しなくなるのにって。

私がこんなに辛く不安で不安で仕方なくなるのは、彼のそういうところが、って。

彼が変わってくれたら私も変われるのにって。

それはイコール、彼が変わらなければ私も変われないのだ、と思い込んでいます。

そんなことはなく、変わることができます。

あなたは変わることができます。






自分が変われば相手も変わる、そういう場合もあります。

相手を変えたければ、まず自分が変わりなさい、そういうこともあります。

相手に変わってもらいたい、もっとこんな風にしてほしい、という時、自分が変わらなければと心の底から思えて動くこともとても良いことです。私は止めません。


ただ、距離はさほど縮まらないかもです。

相手は変わってくれた、態度を改めてくれた、メールをよくくれるようになった…としても。

または長続きせず、元に戻ってしまったりします。


変わる必要ないのですよ。

あなたもお相手も。

出会いがまだで、これからという人も。




いろいろ書いてしまいましたが、

まとめますと、

①距離を縮めたい人を思い浮かべて、不安や心配が出てきたら、今後余計なことをしてしまいそうな自分であることに気づき、

②余計なこと、変な動き、不自然な動きは、距離が縮まらなくなるので（好きな人は遠ざかり、苦手な人は離れてくれないとなるので）、

③自分が相手に何かしたい、表現したい、または何かしてもらいたい、表現してもらいたいという時、不安や心配から出てくるのではなく、

好きで、温かく感じて、安心や穏やかな、もっと言えば幸せな気持ちから出てくるものかどうかを確認しますように。



不安や心配があるなら、相手のせいではないです。相手がこれをしてくれない、メールしてくれない、結婚してくれない、ではないです。

不安や心配は、こればかりは、幼少期から来たものや両親や先祖からDNAや家系（家庭内における会話や態度や環境）にあり、

その消し方も様々ですので、深い不安症や心配症、常に悪いほうに考えてしまうなどは、個別にご相談いただくか、当ブログのメッセージが気づきやヒントになればと思います。






具体的にもう一つ、関連して距離を縮める心の持ち方をご紹介します。

時々ご相談の中でも、心配で心配でしょうがない人にお伝えするのですが、

お相手とはすでに仲良しだと思うことです。すでにきちんとした礼節と愛と思いやりを持って、お互いに信頼し合っている仲なんだと思うことです。


そんなことないです、仲良くなどないですって、遠慮や謙虚さ、もしくは悲観的になって（ご本人は悲観的なつもりなく、これが現実ですって思って）おっしゃいますが、

職場で出会って、まだ仕事の話しかしたことないです、であろうが、

ネットのコミュニティで出会って、メールだけで、まだ会ったことがないであろうが、

あなたが、「この人、いい人だな」と思えて、特別な何かを感じたり、つまりは好きになったのならば、すでに良い関係だから好きになったのです。

悪い人間関係で、相手は偏屈であなたを少しも信頼してなくて、あなたは信頼されず、意地悪されたり、冷たい態度をされていたら、あなたはその人を好きにならないはずです。（それなのに好きになる場合もあり、それは因縁がありますので、別の機会にメッセージにします。）


いい人だな、好きになっちゃいそう、って思った時点でもう素晴らしい関係なのです。あなたは相手の良さを感じています。相手もあなたの良さを感じています。

それで、さらにあなたはもっと近づきたい、もしくは相手からもっと近づいてもらいたい、もっと仲良くなりたいという気持ちになるわけですが、

この時に、好きになり過ぎて、心配がでてきて、余計な動き、不自然な動き、不自然な沈黙などになりやすいのです。

打開策は、「私はあの人とすでに仲良し」であることを知り、仲良しなのだから、もっと仲良くなりたいなんて思う必要はなく、それは何とかしなくては！という焦る必要もない、仲良しなのだから、すでに仲良しなことに幸せに浸っていることです。

性格上、積極的で行動しないと気が済まない人や、お喋りが大好きという人は、心配せずに、安心して何でも話したいことを話す、表現したいことを表現しても良いでしょう。


どちらにしても、好きになった時、仲良しで、あなたは相手を疑うことなどしない、とても信頼しているはずだということをわかってください。

仕事の話しかしていないのに？

メールだけで、まだ会ってもいないのに？

って、まだ疑問に思いますか。

好きになったのですよね。

あなたはすでにその人に愛と優しさと思いやりを込めていますし、相手もあなたに同じことをしているのがまだわかりませんか。

あなたは、相手から「付き合ってほしい」とか「好きだ」と言われたら、真剣に告白されたら、仲良しだと思っていたのですか？！そうなったら信頼され、愛されていると思っていましたか？！

ではあなたは、そう言われるまで、そう告白されるまで、冷たく口も行動も閉ざしていたのですか？

違いますよね。

相手に告白などされていなくても、あなたはすでに優しさで振る舞い、愛と思いやりを込めていました。

だから、変わる必要ないし、変えてはいけないくらいです。

心配だけはしないで。

そのまま、仲良しな相手に、続けて、思いを寄せたり、行動ができる人は行動したり、ともかく、仲良しなことに気づいて安心していれば、新しい気づきや発見ができて、盛り上がりますから。

行動などできない、表現など恥ずかしくてできないと思っていたのが、できるようになりますから。

コミュニケーションができる、コンタクトが取れるということが増えて、距離が縮まります。



次は5月4日（火）
下弦のメッセージです。
次回もお楽しみに