6月射手座満月
「いつもいい人だと思われ感謝されたい、皆に愛される人間でありたいからやる・・・なんて仕事じゃないね。
でも、私的にはそうでしょうよ。そうでなきゃもつもんかねと思う。」
ーーー羽田守快先生
(ブログより転載させて頂きました:ネコは霊的に強い動物2018/6/20)
第101回「自分しかいない」
自分しかいない、自分しか存在しない、何度かこのテーマでメッセージをお伝えしたことがあります。
また今回も自分しかいないことをお送りします。
・・・と、何度かお伝えしたと言いながら、私自身、え?そうかな?無かったのでは?などと思ってしまうほど初めて語るような気がします?!
そのようなわけで
何度言ったらわかるの?!などと決して言いませんので、
どころか、私のほうこそ「ひかりさん、それ、前にも聞きました」と言われそうですので
(よく、年を取ると同じ話を繰り返すって)
どちらにしましても、すべてがタイミング、今日初めてお読みくださる方もいらっしゃったり、近頃思い悩んでいたことにちょうど気づきを得られるぴったりなメッセージになるかも知れません
それではどうぞゆっくりお読みください
◆自分しかいないけれど、自分のことしか考えないのは愛と思いやりがない状態
わかるお話かと思います
自分のことしか考えない人、周囲の人や関わる人のことを考えない、自分さえ良ければ他はどうなってもかまわないと思う人、そのような人を目の当たりにしてギョッとしたり、ゾッとしたり、関わっていれば気分を害したり、大変迷惑だと感じたりする経験があったと思いますし、今もあるかもしれませんね。これからも経験しますよ。愛と思いやりがない状態の人は減ることなくずっといますから。(むしろ増えていると思います。)
◆逆に、他人のことばかり考えてしまうのはどういう状態でしょうか
他人のことばかりを考えてしまう・・・いよいよ、この状態こそが、恋愛に悩む方に多い問題ですので、満月のメッセージ、愛に悩む皆様のヒントになりますようにお伝えします。
恋愛だけでなく、他人(他者・自分以外の誰か)のことばかりを考えるということは、恋愛も含めてすべての人間関係(仕事場、家族間、友達や仲間などのグループ)においても悩みの元となるものです。
自分はさておき、他人のことばかり考えてしまう、ついつい自分よりも他者に譲ってしまう、他者の意見や顔色に左右されてしまう、従ってしまう、しぶしぶ従ってしまうなど。
または、従わせたいと思ったり、私のいう通りにしてよ!って思ったり、言う通りにしない他者が気になって気になってしかたないなど。
自分と違う反応に慌てたり、気に入らなかったり、
職場やどこかグループの中では、あいつが憎い、あいつさえあんなことしなければ、あいつさえどこかにいなくなればいいなどと、やはり他者のことばかり考えてしまいます。
自分の主張ができないということは、自分の思い通りにならないということですからそれだけでも面白くないし、悩みます、「なぜ私の願いは叶わないのか」と。
答えは、「他人のことばかりを考えているから」なのですが、そのからくりに気づきません。あまりに他人のことしか考えていないので。
例えば、
例:あなたではない、他者である彼が、「結婚しない」と言っているのだから、それに従うしかないのだから、私の結婚願望は叶わないのだ、という具合に。
恋愛の気持ちで苦しい時って、相手のことばかりを考えている時なのです。
苦しい=彼が結婚してくれない=という例のケースの時だけでなく、
四六時中、相手のことを考えてしまい、相手のことが頭に浮かんで目の前のことに集中できないという時も楽しいものではなく、苦しかったりします。苦しい、辛いという時こそ、考えてしまっていると思います。
相手からのメールや電話待ちで、自分のスケジュールを後回しにして、ずっと待っているという状態も。
恋愛に悩む方にはそのパターンも多いです、〝彼から着信があったのに、取れなかった。折り返ししたのに今度は繋がらなかった。だから絶対に逃したくない。タイミングよくすぐに電話が取れるようにいつでも携帯を意識している〟と。
音信不通の経験の人や、現在音信不通中という人にも多いパターンです、苦しくもなり、諦めたり、忘れることができたら楽になるだろうにと思いながらも、頭から離れない。ついつい携帯を見てしまう。いつも見てしまう。いつも頭から離れられない。
〝自分のことしか考えない〟の代わりに(代わりというだけでもないのですが!)
〝他人のことしか考えない〟になっています。
そういう時は、
もっと自分を大切にしなさい、
もっと自分のことを考えたら?
という言葉の意味がまったくわかりません。
忘れることのできない彼のことを忘れて自分のことを考えるってどういう意味かわからないし、彼以外の楽しいことが見つからないし、見つけようとしないし、見つける気もしないでしょう。(それで良いのですよ!大好きな人のことを忘れることなんてできませんからね!そんなに簡単に忘れることができるなら、大して好きではなかったということですからね!)
自分にご褒美とかって意味わかんないし、でしょう。
自分が喜ぶことをすると言っても、「私が喜ぶことって彼から好かれることだし、彼から大切にされることだし、彼が結婚する気になってくれることだし」と思うでしょう。それが自分の喜ぶことだと思うでしょう。
そのほか、自分の願いが叶った時が喜びなので、叶わなければ喜べないって思うでしょう。
まったくその通りです。
そして、今後も、「私が喜ぶことは彼から好かれることだし、結婚できることだし」と思ってください。本当です。
恋愛以外、仕事場の人間関係とか、嫌いなあいつがどこか飛ばされればいいのにと思うことも、それがあなたの願いなのだから、その願いが叶ったら喜ぶのだ、その願いが叶わない今はとてもじゃないけど喜べないと思ってください。
と、私ひかりが「思ってください」と言わなくてもすでに思っていることでしょう!
つまり、思っていて良いということです。思い続けてください。そんなこと思ってはいけないなどと思わないでください。
それだけでも、他者のことばかりを考えている人には、少しは自分のことを考えられた状態になります。
◆自分か、他人か
そんなこと思ってはいけないなどと思わず、
思いたいことを思って、どんな気持ちになりましたか。
相手の顔色ばかりをうかがっていたり、相手の出方を想像(予想、妄想)しては怯えていたりするよりは、「私は本当は、相手にこうなってほしいのだ、このように返事をしてほしいのだ、それが私の喜びなのだ」と思うことで、どんな気持ちになりましたか。
自分ってこんなことを思っていたのかと少しは自分発見になって、自分を解放したような、軽くなったような気持ちになりましたか。
あまりに他人のことばかりを考えていた人=他人中心(相手中心)だった人には、どれほど〝自分〟をないがしろにしていたかということです。自分の気持ちは自分が一番よく知っていると思っているかもしれませんが、【知っている】と【大切にする】は違います。大切にするということは、ホッと安らぐのような気持ちになることです。不安などなく、安全で守られている感覚です。
どんな時に不安を感じますか?
拒否されたり、意見や考えを否定された時です。そんな時に多くの人は不安を感じます。(※)
相手があなたを否定した時、あなたはショックを覚え、次にはショックを受けたくないから、考えに考えあぐねて相手から否定されないようなことしか提案しなくなったり、こちらから誘うのはやめようってしたりします。不安は続きますね。
ところが、逆の、安心で安全な感覚とは、何でしょうか。
もう一度言いますが、安心安全な感覚は自分を大切にしている時に出てきます。
他者のどのような態度よりも先に自分を大切にしているので、他者(相手)の態度いかんによって、〝大切にされた・されなかった〟はありません。(※ですから、相手が拒否するということに不安はありません。ショックを受けません。)(他のことではショックを受けるかもしれませんが!浮気をしたとか!)
そもそも、大切にしてくれない人を好きになったりしないでしょう。
私の彼は私のことを全然大切にしてくれないのです、と悩んだり、愚痴をこぼすなら恥ずかしいくらいです。
さて、安心で安全な感覚とは何でしょうか、でした。それは、拒否されたり、意見や考えを否定された時に不安を感じるその逆で、否定せず、受け入れ、肯定する時に出てくる感覚に似ています。
ところで、「自分しかいない」についてですが、
この世の中に自分しかいないという説です。
だから恐くない。自分のことはわかりますよね。人が恐いのは、〝知らないから〟ですから。
特に恋愛は。
相手の気持ちさえわかれば良いのにと思ったり、
相手がこの件でどう思っているのか知りたいと思ったり、
言ってくれればいいのにと思ったり。
それが、自分しかいないので、自分の考えだけで進められると恐いものなしになれるという説です。
いや、すでに自分の考えだけで進んでいるのです。
あなたは今日、相手のこんな態度を見た、とします。見たのはあなたの目であり、その目で見たあなたの脳が「彼は気まずそうな顔をしていた」と考えたのです。
職場の難しい人間関係も同じです。あなたの目が見た、あなたの耳が聞いた、相手の態度や言葉です。それをあなたの脳が考えて判断したり、妄想したり。
他人のことばかりを考えてしまうのは、
自分のことばかりを考えている人と全く同じです。
冒頭に、自分のことしか考えない人は、愛と思いやりがないと示しましたが、その通り、他人のことばかりを考えてしまうことも、愛と思いやりがなくて。
愛と思いやりがなければ、相手は逃げ出しますよ。
あなたも逃げ出すと思います。
近づきたいとも思わない。
親しくなるなんてごめんだと思う。
あなたが嫌いだと思う人には、そうしてみて、相手が逃げ出すのも悪くないと思います。とても良いことです。イヤだと思う人には去ってもらいましょう。
音信不通となった人は、逃げ出したとも言えます。
詳しく見れば、あなたのことがイヤで逃げたのではなく、仕事に逃げたとか、自信の無さで逃げたとか細かい理由はあるかと思います。
が、相手が近づいてくれないのは確か。
愛と思いやりが欠けていたかなぁと反省。
しかし、自分も苦しむほどに、相手にも愛と思いやりがなかったのでは?と冷静にもなってください。
自分はこんなにも我慢して相手に合わせたのにって思うなら、何度も言うようですが、あなたは自分を大切にしなかった。同時に、我慢して相手に合わせるということは、相手のことも大切にしていない証拠です。
相手のことを大切にしているからこそ、我慢して合わせたと言いそうですが、
相手のことを大切にしていると、または大切にしようと思うと、「我慢して合わせよう」という考えが浮かばないか、
〝「我慢して合わせる」のが愛と思いやりではないですか〟と思うならば、よく考えてみてください、
あなたが我慢して合わせているということを相手が知ったらどんな気持ちになるか。
あなただって、我慢してるんだなんて言われたらどう思いますか。
どんな気分になるでしょうか。
我慢して合わせるではなく、
喜んで合わせるのが愛と思いやりではないでしょうか。
次は2019年7月3日(水)
「いつもいい人だと思われ感謝されたい、皆に愛される人間でありたいからやる・・・なんて仕事じゃないね。
そういう人種には一番不向きな仕事。それが加持祈祷。
加持祈祷でなくても宗教家はある意味そうでないと無理だと思います。
かのインドの聖人マザーテレサも極めて峻烈な一面を持っていたといいます。
そういうこと言うとイメージが壊れるとかいう人もいるでしょうね。でも、私的にはそうでしょうよ。そうでなきゃもつもんかねと思う。」
ーーー羽田守快先生
(ブログより転載させて頂きました:ネコは霊的に強い動物2018/6/20)
第101回「自分しかいない」
自分しかいない、自分しか存在しない、何度かこのテーマでメッセージをお伝えしたことがあります。
また今回も自分しかいないことをお送りします。
・・・と、何度かお伝えしたと言いながら、私自身、え?そうかな?無かったのでは?などと思ってしまうほど初めて語るような気がします?!
そのようなわけで
何度言ったらわかるの?!などと決して言いませんので、
どころか、私のほうこそ「ひかりさん、それ、前にも聞きました」と言われそうですので
(よく、年を取ると同じ話を繰り返すって)
どちらにしましても、すべてがタイミング、今日初めてお読みくださる方もいらっしゃったり、近頃思い悩んでいたことにちょうど気づきを得られるぴったりなメッセージになるかも知れません
それではどうぞゆっくりお読みください
◆自分しかいないけれど、自分のことしか考えないのは愛と思いやりがない状態
わかるお話かと思います
自分のことしか考えない人、周囲の人や関わる人のことを考えない、自分さえ良ければ他はどうなってもかまわないと思う人、そのような人を目の当たりにしてギョッとしたり、ゾッとしたり、関わっていれば気分を害したり、大変迷惑だと感じたりする経験があったと思いますし、今もあるかもしれませんね。これからも経験しますよ。愛と思いやりがない状態の人は減ることなくずっといますから。(むしろ増えていると思います。)
◆逆に、他人のことばかり考えてしまうのはどういう状態でしょうか
他人のことばかりを考えてしまう・・・いよいよ、この状態こそが、恋愛に悩む方に多い問題ですので、満月のメッセージ、愛に悩む皆様のヒントになりますようにお伝えします。
恋愛だけでなく、他人(他者・自分以外の誰か)のことばかりを考えるということは、恋愛も含めてすべての人間関係(仕事場、家族間、友達や仲間などのグループ)においても悩みの元となるものです。
自分はさておき、他人のことばかり考えてしまう、ついつい自分よりも他者に譲ってしまう、他者の意見や顔色に左右されてしまう、従ってしまう、しぶしぶ従ってしまうなど。
または、従わせたいと思ったり、私のいう通りにしてよ!って思ったり、言う通りにしない他者が気になって気になってしかたないなど。
自分と違う反応に慌てたり、気に入らなかったり、
職場やどこかグループの中では、あいつが憎い、あいつさえあんなことしなければ、あいつさえどこかにいなくなればいいなどと、やはり他者のことばかり考えてしまいます。
自分の主張ができないということは、自分の思い通りにならないということですからそれだけでも面白くないし、悩みます、「なぜ私の願いは叶わないのか」と。
答えは、「他人のことばかりを考えているから」なのですが、そのからくりに気づきません。あまりに他人のことしか考えていないので。
例えば、
例:あなたではない、他者である彼が、「結婚しない」と言っているのだから、それに従うしかないのだから、私の結婚願望は叶わないのだ、という具合に。
恋愛の気持ちで苦しい時って、相手のことばかりを考えている時なのです。
苦しい=彼が結婚してくれない=という例のケースの時だけでなく、
四六時中、相手のことを考えてしまい、相手のことが頭に浮かんで目の前のことに集中できないという時も楽しいものではなく、苦しかったりします。苦しい、辛いという時こそ、考えてしまっていると思います。
相手からのメールや電話待ちで、自分のスケジュールを後回しにして、ずっと待っているという状態も。
恋愛に悩む方にはそのパターンも多いです、〝彼から着信があったのに、取れなかった。折り返ししたのに今度は繋がらなかった。だから絶対に逃したくない。タイミングよくすぐに電話が取れるようにいつでも携帯を意識している〟と。
音信不通の経験の人や、現在音信不通中という人にも多いパターンです、苦しくもなり、諦めたり、忘れることができたら楽になるだろうにと思いながらも、頭から離れない。ついつい携帯を見てしまう。いつも見てしまう。いつも頭から離れられない。
〝自分のことしか考えない〟の代わりに(代わりというだけでもないのですが!)
〝他人のことしか考えない〟になっています。
そういう時は、
もっと自分を大切にしなさい、
もっと自分のことを考えたら?
という言葉の意味がまったくわかりません。
忘れることのできない彼のことを忘れて自分のことを考えるってどういう意味かわからないし、彼以外の楽しいことが見つからないし、見つけようとしないし、見つける気もしないでしょう。(それで良いのですよ!大好きな人のことを忘れることなんてできませんからね!そんなに簡単に忘れることができるなら、大して好きではなかったということですからね!)
自分にご褒美とかって意味わかんないし、でしょう。
自分が喜ぶことをすると言っても、「私が喜ぶことって彼から好かれることだし、彼から大切にされることだし、彼が結婚する気になってくれることだし」と思うでしょう。それが自分の喜ぶことだと思うでしょう。
そのほか、自分の願いが叶った時が喜びなので、叶わなければ喜べないって思うでしょう。
まったくその通りです。
そして、今後も、「私が喜ぶことは彼から好かれることだし、結婚できることだし」と思ってください。本当です。
恋愛以外、仕事場の人間関係とか、嫌いなあいつがどこか飛ばされればいいのにと思うことも、それがあなたの願いなのだから、その願いが叶ったら喜ぶのだ、その願いが叶わない今はとてもじゃないけど喜べないと思ってください。
と、私ひかりが「思ってください」と言わなくてもすでに思っていることでしょう!
つまり、思っていて良いということです。思い続けてください。そんなこと思ってはいけないなどと思わないでください。
それだけでも、他者のことばかりを考えている人には、少しは自分のことを考えられた状態になります。
そんなこと思ってはいけないなどと思わず、
思いたいことを思って、どんな気持ちになりましたか。
相手の顔色ばかりをうかがっていたり、相手の出方を想像(予想、妄想)しては怯えていたりするよりは、「私は本当は、相手にこうなってほしいのだ、このように返事をしてほしいのだ、それが私の喜びなのだ」と思うことで、どんな気持ちになりましたか。
自分ってこんなことを思っていたのかと少しは自分発見になって、自分を解放したような、軽くなったような気持ちになりましたか。
あまりに他人のことばかりを考えていた人=他人中心(相手中心)だった人には、どれほど〝自分〟をないがしろにしていたかということです。自分の気持ちは自分が一番よく知っていると思っているかもしれませんが、【知っている】と【大切にする】は違います。大切にするということは、ホッと安らぐのような気持ちになることです。不安などなく、安全で守られている感覚です。
どんな時に不安を感じますか?
拒否されたり、意見や考えを否定された時です。そんな時に多くの人は不安を感じます。(※)
相手があなたを否定した時、あなたはショックを覚え、次にはショックを受けたくないから、考えに考えあぐねて相手から否定されないようなことしか提案しなくなったり、こちらから誘うのはやめようってしたりします。不安は続きますね。
ところが、逆の、安心で安全な感覚とは、何でしょうか。
もう一度言いますが、安心安全な感覚は自分を大切にしている時に出てきます。
他者のどのような態度よりも先に自分を大切にしているので、他者(相手)の態度いかんによって、〝大切にされた・されなかった〟はありません。(※ですから、相手が拒否するということに不安はありません。ショックを受けません。)(他のことではショックを受けるかもしれませんが!浮気をしたとか!)
そもそも、大切にしてくれない人を好きになったりしないでしょう。
私の彼は私のことを全然大切にしてくれないのです、と悩んだり、愚痴をこぼすなら恥ずかしいくらいです。
さて、安心で安全な感覚とは何でしょうか、でした。それは、拒否されたり、意見や考えを否定された時に不安を感じるその逆で、否定せず、受け入れ、肯定する時に出てくる感覚に似ています。
ところで、「自分しかいない」についてですが、
この世の中に自分しかいないという説です。
だから恐くない。自分のことはわかりますよね。人が恐いのは、〝知らないから〟ですから。
特に恋愛は。
相手の気持ちさえわかれば良いのにと思ったり、
相手がこの件でどう思っているのか知りたいと思ったり、
言ってくれればいいのにと思ったり。
それが、自分しかいないので、自分の考えだけで進められると恐いものなしになれるという説です。
いや、すでに自分の考えだけで進んでいるのです。
あなたは今日、相手のこんな態度を見た、とします。見たのはあなたの目であり、その目で見たあなたの脳が「彼は気まずそうな顔をしていた」と考えたのです。
職場の難しい人間関係も同じです。あなたの目が見た、あなたの耳が聞いた、相手の態度や言葉です。それをあなたの脳が考えて判断したり、妄想したり。
他人のことばかりを考えてしまうのは、
自分のことばかりを考えている人と全く同じです。
冒頭に、自分のことしか考えない人は、愛と思いやりがないと示しましたが、その通り、他人のことばかりを考えてしまうことも、愛と思いやりがなくて。
愛と思いやりがなければ、相手は逃げ出しますよ。
あなたも逃げ出すと思います。
近づきたいとも思わない。
親しくなるなんてごめんだと思う。
あなたが嫌いだと思う人には、そうしてみて、相手が逃げ出すのも悪くないと思います。とても良いことです。イヤだと思う人には去ってもらいましょう。
音信不通となった人は、逃げ出したとも言えます。
詳しく見れば、あなたのことがイヤで逃げたのではなく、仕事に逃げたとか、自信の無さで逃げたとか細かい理由はあるかと思います。
が、相手が近づいてくれないのは確か。
愛と思いやりが欠けていたかなぁと反省。
しかし、自分も苦しむほどに、相手にも愛と思いやりがなかったのでは?と冷静にもなってください。
自分はこんなにも我慢して相手に合わせたのにって思うなら、何度も言うようですが、あなたは自分を大切にしなかった。同時に、我慢して相手に合わせるということは、相手のことも大切にしていない証拠です。
相手のことを大切にしているからこそ、我慢して合わせたと言いそうですが、
相手のことを大切にしていると、または大切にしようと思うと、「我慢して合わせよう」という考えが浮かばないか、
〝「我慢して合わせる」のが愛と思いやりではないですか〟と思うならば、よく考えてみてください、
あなたが我慢して合わせているということを相手が知ったらどんな気持ちになるか。
あなただって、我慢してるんだなんて言われたらどう思いますか。
どんな気分になるでしょうか。
我慢して合わせるではなく、
喜んで合わせるのが愛と思いやりではないでしょうか。
次は2019年7月3日(水)
新月のメッセージです。
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